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ウデフリツノザヤウミウシ

2012.01.25 22:21


天気: 気温:7℃ 風向:西北西 水温17.5℃
透視度:内浦ビーチ20m

昨日は白くにごり気味でしたが、また青みあるきれいな水に戻りました。
ブリが10匹ほど群れてアジにアタック!
鳥の鵜まで潜ってきてアジを狙っていました。

ウデフリツノザヤウミウシをゴロタ地帯で見かけました。
近くにはもう1匹いたり。-12m




では、「阿部秀樹のちょっとだけょ」 最終夜

阿部秀樹氏は須江の仕事期間中はお酒をほとんど呑まない。
夜は待ってましたとばかりにビールを開け、
タレ目がさらに垂れていく私を尻目に、
阿部さんはパソコンを開け仕事を始める。

今日の撮影分は全て今日中に画像整理。
原稿も集中して一気に仕上げられる夜が勝負。
そして始まった「海藻」の標本撮影。



ファインダーを覗き込み、一瞬の緊迫した空気。
シャッター音が狭い部屋に響く。
自作の撮影システムを微調整し、繰り返されるシャッター音。

5年?6年を費やしている阿部秀樹撮影・日本の海藻図鑑
いよいよ今春発売!!


内浦ビーチ:ニシキフウライウオ・ハダカハオコゼ・クルマダイ・ミジンベニハゼ
      ウデフリツノザヤウミウシ・イソギンチャクエビ・アカヒメジ
       マアジ&アカカマス大群+ブリ+マトウダイ など

カスザメ

2012.01.24 17:49


天気: 気温:7℃ 風向:西北西 水温17.5℃
透視度:内浦ビーチ12~10m

須江も寒かったですよ~ もうちょっとで器材洗い桶の水が凍りそうでした。

水温は少し下がり17℃台。
久しぶりにカスザメと出会いました。
両手広げたくらい大きかったなぁ。



口を開けるなら「開ける」って言ってよ。間に合わなかったじゃん。




では本日の【阿部秀樹のちょっとだけょ】 第4夜

須江ダイビングセンターに来られたゲストさんに、

坂口 「今日は阿部秀樹さんがいらっしゃるので、撮影のワンポイントを
  いただきましょう。」

ゲスト「え、もういらっしゃるんですか?」

坂口 「さっきそこにいた人ですよ。」

ゲスト「え、あの人、道路工事の人じゃないんですか?!」

坂口 「・・・たしかにそうにしか見えないかもしれませんが・・・」



早起きして草むしり、日中はみっちり水中撮影、日が暮れるまでの
残り時間はツルハシとスコップを持ち道路の補修作業・・・

みんなに愛される阿部秀樹、今日も手に血マメ・・・。


内浦ビーチ:ニシキフウライウオ・ハダカハオコゼ・クルマダイ・ミジンベニハゼ
       マアジ&アカカマス大群+ブリ+マトウダイ・ベンケイハゼ など

マアジ&アカカマス

2012.01.23 20:28


天気: 気温:10℃ 風向:西北西 水温18.5℃
透視度:内浦ビーチ15m

アジ&カマスの群れの動きが激しかった~
ブリとマトウダイに追われてあっちへ逃げてこっちに向かって。
エキジットラダーの下まで群れでいっぱいになることもありました。



ちゃんと動画で撮れればよかったなぁ~と、しょっちゅう思うんですけど、
しかし動画って難しいですねぇ。
この大群をなかなか上手く表現できない・・・
手ぶれしててとても見せられない。

ということで、6月のABEWEEKフォトセミナーに、
今回は新たに『動画』セミナーが加わります。
宣伝でした

では、お待たせ!【阿部秀樹のちょっとだけょ】 第3夜

昨日は車寄せ付近の水溜りの補修工事係、
洗い場からの排水溝の底さらいと“てんこ盛り”の仕事量、
それでもがっつりと潜ってきました。

写真の被写体は「ナギザキ」で見つけた【ウスバワツナギソウ】という海藻。
20mより深いところにある数センチの小さな奴です。
これがストロボの位置で青く輝きとっても美しい!


                           撮影者:阿部秀樹
眩いばかりの蛍光色は海藻にストロボやライトの光りが当たっていれば
ちゃんと美くしくなってくれますが、ストロボの位置を変えれば又違う輝きに。
いろいろな角度からライテイングする楽しさのある被写体です。
内浦ビーチの20m以深の岩や障害物にも生えてますよ~。


内浦ビーチ:ニシキフウライウオ・アカオビハナダイ・イボイソバナガニ
       ハダカハオコゼ・クルマダイ・ミジンベニハゼ
       マアジ&アカカマス大群+ブリ+マトウダイ など

ミジンベニハゼ

2012.01.22 16:37


天気: 気温:14℃ 風向:西 水温18.5℃
透視度:ナギザキ20m 内浦ビーチ20~15m

雨が上がり久しぶりに青空。春のような暖かさになりました。
きれいな青い水に戻り、水面からくっきりとナギザキ全貌が見渡せました。

ウミカラマツに今シーズンは多いアカスジカクレエビがいっぱい。



着底姿勢であ~でもないこ~でもないひとり言いいながら、
カメラをいじくり回し、向こう側に回ったりまた戻ったり・・・
1ダイブお腹一杯遊べますよ。

内浦ビーチでは写真家・阿部秀樹氏がクルマダイに張り付き。



1眼ワイド、1眼マクロ、コンデジマクロの3機を使い分けて
6月のフォトセミナーの作例を撮っています。

空きビンのミジンベニハゼ、ライトを当ててのぞき込んで見てみてください。



こんな感じで見えますよ。

クダゴンベ

2012.01.20 18:12


天気: 気温:11℃ 風向:北東 水温18.5~18.0℃
透視度:ナギザキ12~10m 内浦ビーチ10~8m

雨と南からのうねりのせいでしょうか、
やや白く濁った水中になっていました。

ナギザキではイサキの子供の群れがダイバーを囲み賑やかでした。
今日のクダゴンベはウミカラマツからちょこっと移動してこの位置に。



白いウミカラマツもいいけど、ここもきれいな背景で絵になります。

内浦ビーチではお家の空きビンをトラギスに乗っ取られ、
困ったちゃんのクロイシモチ。



注目のハダカハオコゼやニシキフウライウオは
今日もみんなのいいモデルになってくれました。

では、本日の【阿部秀樹のちょっとだけょ】第2夜!

『スウィートメモリー』

今日はコンデジの作品でワンポイントアドバイス!!
このテクは勿論一眼レフでも使えますよ~。



お題にしたのはヒラフサノリと言う海藻、須江では何処にでも“ごろごろいる”、
「目をつぶって泳いでも当たる程多い」海藻です。
この海藻は12月下旬くらいから新芽が出始めますが、
新芽が出始める今だけの“超旬”な被写体です。
というのも2月頃になると直径10cm以上になってしまい
大きくなりすぎてしまうから・・・・、あと一寸だけの期間楽しめる幸せ。
冬の海底で見た「Wのハート」、ちょっと幸せなひと時でした。
 
明るく爽やかさを出す為に自然光を十分に入れて明るくがBEST、
そして絞りを出来るだけ開けてバックに漂うゴミをボカし、
背景がうるさくならないようにしました。
カメラは出来る限り低いポジションでバックに水を持ってきて
青を入れて爽やかさを出してみました。
自分の撮影意図に応じて絞りをコントロールするのは楽しいですよ~。

青空の下で花咲く二つのハート!
手をつなぐだけで顔が赤くなる高校生のカップルみたいだな~。

えっ!今時の高校生はもっと進んでるって?
何十年も前に思いを馳せる阿部でした。おれもオヤジになったな~。

[撮影データ]
キャノンS95 FIXライト1500×2灯 絞りf5.6
シャッタースピード 1/40秒 水深14m
クローズアップレンズ使用 ズーム位置W-Tの中間ぐらい


ナギザキ :クダゴンベ・アカオビハナダイ・コガネスズメダイ・アオサハギ
       アカホシカクレエビ・ガラスハゼ・ヒトデヤドリエビ
       サクラダイ・イサキ群れ・コケギンポ など
  
内浦ビーチ:ニシキフウライウオ(黒・黄)・クルマダイ・ミジンベニハゼ
       クロイシモチ・オオモンカエルアンコウ・ハダカハオコゼ
       マアジ&アカカマス群れ・マトウダイ など

阿部秀樹のちょっとだけょ

2012.01.19 21:10


天気: 気温:12℃ 風向:北東 水温19~18.5℃
透視度:ナギザキ25m 内浦ビーチ15m

朝から冷たい雨と冷たい北東の風。

今日で滞在5日目の海洋写真家:阿部秀樹氏と内浦ビーチへ。

ついに今春に出版される氏による『海藻図鑑』の調査・撮影で
お越しになるも、このところの高水温で海藻の成育が思うようではなく、
今日は内浦の生物撮影に切り替えた。
来たる6月のABE WEEK フォトセミナーのサンプル画像のストック撮影を
一眼レフとコンパクトデジカメ両方で行った。


トサカの横に居ついているオオモンカエルアンコウ。


                         撮影:阿部秀樹
2日前に登場したハダカハオコゼ。


                         撮影:阿部秀樹

【阿部氏コメント】
この白い個体のデティールをより生かすために、
ストロボ2灯と水中ライトのライティングの強弱に気を使った。
特徴のひとつである顔(アゴ)部分の皮べんをきれいに出すために
被写体とのカメラポジションにも気を配った。
その先の撮影テクニックについては・・・6月のお楽しみ!

とのこと。
ハダカハオコゼは内浦ビーチだけではなく須江ではレアな生物。
今のうちにどうぞみなさん会いに来てくださいね。

ベニハナダイ

2012.01.18 19:04


天気: 気温:12℃ 風向:北東 水温18.5℃
透視度:ナギザキ20m以上 コワリ下~オオバナ20m

青い!
ナギザキにエントリーした水面から、根の全貌がはっきりと見えました。
年に数度の幸運。

深場でベニハナダイやキシマハナダイをじっくり観察。



サクラダイの子供もたくさんいました。

2ダイブ目はコワリ下からオオバナまでプチドリフト。
アカオビハナダイのコロニーや群れムレハタタテダイと遊んできました。



こんなに青くてきれいな須江、夏はなんであんなに緑になっちゃうの・・・

ま、今は深く考えずにこのコンディションを満喫しましょ!!


ナギザキ :キシマハナダイ・ベニハナダイ・サクラダイ・アカオビハナダイ
       クダゴンベ・ガラスハゼ・オルトマンワラエビ・ゼブラガニ
       コガネスズメダイyg・コケギンポ・シマヒメヤマノカミ など
コワリ下
オオバナ :アカオビハナダイ・ケラマハナダイ・ムレハタタテダイ群れ
       ネコザメ・メジナ群れ・オオモンカエルアンコウ など

ハダカハオコゼ

2012.01.17 18:08


天気: 気温:9℃ 風向:北東 水温18~17.5℃
透視度:内浦ビーチ15m以上

昨晩の雨で今日は日中も底冷えのするような陸上でした。
が、水温は0.5℃上昇であたたかい(?)水中でした。

カミナリイカが砂地で休憩中。



ゲストさんによっては反応がイマイチなこともありますけど、
結構好きです。体表の柄がめまぐるしく変化したり、面白いですよ。
見かけたらじっくり観察してみてくださいね。


昨日今日と開かれたダイビングショップスタッフによる『ガイド研究会』
生物探索の実習では、出るわ出るわ内浦ビーチの新たな生物情報。



ハダカハオコゼの子供 波に揺られてふ~らふら、かわいいですね♪


内浦ビーチ:ウデフリツノザヤウミウシ・ニシキフウライウオ(黒)
       ニシキフウライウオ(黄)・アカオビハナダイ・クルマダイ
       ミジンベニハゼ・マトウダイ・カミナリイカ・ベンケイハゼ
       オオモンカエルアンコウ・マアジ&アカカマス大群 など

ウデフリツノザヤウミウシ

2012.01.16 18:05


天気: 気温:9℃ 風向:北東 水温17.5℃
透視度:内浦ビーチ20m

今日もスッコーンと遠くまで良く見渡せる透視度。
気持ちいい~!

1月中旬にしては例年より高い水温。
そのせい?か、ネジリンボウが元気にホバリングしていました。



距離はあるけど頑張って見に行きたくなるニシキフウライウオ
今日はトサカに移動していました。ナイスな背景です。



距離はあるけどかわいいから見に行ってしまう6番ブロック
ウデフリツノザヤウミウシが1匹増えて計3匹です。



内浦ビーチ:ウデフリツノザヤウミウシ・ミヤケテグリ・アカスジカクレエビ
       ニシキフウライウオ・アカオビハナダイ・ヒフキヨウジ
       クルマダイ・ミジンベニハゼ・マトウダイ・クロイシモチ
       カミナリイカ・ネジリンボウ・コクテンベンケイハゼ
       ウズラカクレモエビ・マアジ&アカカマス大群 など


安全潜水祈願祭

2012.01.15 22:43


天気: 気温:9℃ 風向:北西 水温17.5℃
透視度:内浦ビーチ15m以上

今日は『須江・安全祭』でがとり行われました。
祭壇を設け海の神様よりお祓いをうけ、心身ともに気持ちよく
ダイビングに向かう儀式。



ダイバー船の船長を先陣に、この後140名のダイバーが
このお祓いを受け、水中へと向かいました。
1年の安全潜水の始まりです。

ボートポイント『ナギザキ』で、大きなミカドウミウシに
これまた大きなカクレエビが乗っかっているところに出会えました。



小指ほどあったかなぁ~ みなさん探してみてくださいね~。

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