ダイブログDIVE LOG

梅雨明けだぁー!

2011.07.08 15:46


天気: 気温:27℃ 風向:南西 
ムロバエ  水温:23~18℃ 透明度: 12~6m
白野ビーチ 水温:23~21℃ 透明度: 9~5m

近畿地方、梅雨があけましたね。
さあ、夏です。ブルーウォーターダイブのベストシーズン到来。
で、今日の1本目は外洋のムロバエ(シックスフォーティ)です。



濁りがあるもののイサキ、タカベの群れはとてもきれい。
ドチザメもカンパチも観れませんでしたが地形好きなゲスト様だったので、
『よし』と言ってくれました。よかった。

ところで、ここ串本では【カシノハギ】と呼ばれてお寿司屋さんで人気な魚。
実は【ニザダイ】なんですよね。ニザダイはサンノジとも釣り師には呼ばれています。
それは尾びれの付け根に3本の黒い三角があるからだそうで・・・?
【カシノハギ】はニザダイでも4本の黒い三角がある、と、聞いていました。


結構しっかり、4つありました。
その瞬間、おいしそうだ、なんて、思ってしまったんです。馬鹿だな。

二本目は、スクールで利用する白野ビーチへ。ダイブタイム62分。
スクールチームからの情報でツバクロエイがいてる、と、聞きつけ。


ワイドレンズがほしいですよね。何かわかりませんよね。
一応、ツバクロエイの頭?で、目がありますよ。水深4mです。
その後は、ひたすら沖へ泳ぎ、ネジリンボウエリアまで行ってきました。
1個体しか見つけられませんでしたが、多い時は10匹以上確認できます。
ただ、エントリーしてから遠い。489mくらい沖です。


良い画像が写せませんでした。下手やな。
ネジリンボウエリアにはヨコシマエビなども居て楽しいけれど、
遠い。489m沖で水深11m。
泳ぐのが、お好きなゲスト様はリクエストいただいてもいいですよぉ。
ただ、往復978mありますけどぉ。

ミジンベニハゼ

2011.07.07 17:29


天気: 気温:25℃ 風向:南西 
地蔵岩  水温:23~19℃ 透明度: 8~5m
犬飼の浜 水温:23~21℃ 透明度: 7~4m

ワンパターンと言われつつある地蔵岩のミジンベニハゼ。
今は狭いエリアに4か所にて観察できます。
4つとも1ダイブでじっくり狙えますよ。



浅い方に設置したアオリイカの産卵床、今日は2カップルと雄が1匹。
雌の奪い合いまでは発展しなかったけどゆっくり観ていられました。

二本目は、ネコザメの犬飼の浜へ。
7匹居ました。小さい個体は20cmくらいかな。かわいいです。
年間通じてネコザメが観察できるなら、それなりに楽しいですね。

まだ梅雨ですね。

2011.07.06 13:29


天気: 気温:25℃ 風向:南西 
ナギザキ 水温:22~18℃ 透明度: 10~4m 
地蔵岩  水温:22~20℃ 透明度: 8~5m
オオバナ 水温:23~21℃ 透明度: 8~5m

ナギザキではイサキが群れとなって夏を感じさせています。
イトヒキベラ、アカオビやケラマハナダイも素晴らしい婚姻色でギラギラしてます。
オルトマンワラエビでもバックが変わるとそれなりにきれいです。



そして、アカオビ、ケラマハナダイの婚姻色もきれい。



ただ、ピントが来ないんですよ。1カットでは至難の業。
何カットも狙っていただきたいです。

2本目の地蔵岩はミジンベニハゼ狙いで行ってきました。



やっぱりビンのミジンが一番ですね。
後ろからライトを当てて写したりして遊べますよ。

卵も色が変わってきてもうすぐ産まれそうです。


こんな感じ。
アオリイカの産卵床も確認してきましたが・・・来ていませんでした。
潮汐や時間帯や真水の入り具合、水温など、もっとデータを集めないと産卵のタイミングが分かりませんね。

3本目は、オオバナからエントリーしてコワリ下まで泳ぎました。
もっと遠いのかと、いやいや、結構近く感じました。
ネコザメは一匹もいない。やっぱ犬飼の浜がいいみたいです。
きれいだけどどう猛なキイボキヌハダが動き回っていました。



さあさあ、早く梅雨明けして真夏を感じたいです。
もうちょっとでしょ。ジトジトするのもね。

ネコザメ

2011.07.05 17:32


天気: 気温:28℃ 風向:西  
地蔵岩  水温:22~18℃ 透明度: 8~5m
犬飼の浜 水温:22~19℃ 透明度: 6~4m

明け方までの暴風で今日はどうなることかと思いましたが、
ポイント地蔵岩と犬飼の浜は影響少なく潜ることができました。

終息かと思われたアオリイカの産卵行動は、
お昼頃に12匹も集まって行われていたようです。
この先もまだ期待できそうですね。

犬飼の浜のネコザメは手乗りサイズから1m級までいっぱいいます。



昨年の秋にネコザメの群れが見つかったこのポイント。
隣のポイント『コワリ下』と合わせ、あと3カ月ほどこの一帯で
確実に見ることができたら、
「ネコザメは1年を通していつでも何匹にでも出会えます!」と、
大声で言えそうです・・・さぁどうなることでしょう


地蔵岩 :ミジンベニハゼ・カエルアンコウyg・ハナガサクラゲ・マトウダイ
      アカホシカクレエビ・オオモンカエルアンコウ・コケギンポなど

犬飼の浜:ネコザメ・トビエイ・アカエイ・スナダコ・オドリカクレエビなど

コケギンポ

2011.07.04 15:52


天気: 気温:25℃ 風向:西南西(強)  
地蔵岩  水温:21~19℃ 透明度: 7~5m
犬飼の浜 水温:22~19℃ 透明度: 7~4m

南西の強い風が吹き荒れましたが、風影にあたる地蔵岩は穏やかなものです。
もう7月ですので、もう少し水温が上がってほしいのと、
濁りがとれてくれれば・・・

地蔵岩のアオリイカ産卵ショーは終息模様。
残された大量の卵は順にどんどん旅立ちが始まっているようです。
卵の中の赤ちゃんの姿を肉眼ではっきり見ることができます。



地蔵岩にはコケギンポがいっぱい居ついている岩があります。
10匹以上いるかな~
同じように見えてもじっくり観察すると、もちろん色も大きさも・・・
臆病もんだったり、威嚇してきたり。
遊んでくれますよ

地蔵岩 :ミジンベニハゼ・カエルアンコウyg・ハナガサクラゲ・マトウダイ
      アカホシカクレエビ・オオモンカエルアンコウ・コケギンポなど

犬飼の浜:ネコザメ・トビエイ・アカエイ・スナダコ・オドリカクレエビなど

カエルアンコウyg+愛の劇場 番外編

2011.07.03 14:23


天気: 気温:28℃ 風向:西南西(微)  
地蔵岩  水温:22~20℃ 透明度: 7~5m
ムロバエ 水温:22~19℃ 透明度:10~7m

今日の地蔵岩はやや流れあり。
砂地のカエルアンコウ達は流れの影に必死に隠れていました。



ムロバエの【サメ穴】に今年もやってきました!
ドチザメが約20匹入ってるようです。
       ↑↑ 本日ご利用ダイビングショップ『ひょうたん島』様情報


では、海洋写真家・阿部秀樹監督【愛の劇場 番外編】
『阿部用務員は見た!! 愛の夫婦 危機一髪』

須江の人気者「ミジンベニハゼ」、この時期は夫婦そろって子育てに忙しい。
産卵は6月から10月頃まで、1シーズンに10~15回も産卵する。

ミジンベニハゼの夫婦はちょっと面白い。
母さんはビンの入口に“どんと構える”
餌が流れてくれば外に出て自由にお食事。
卵の世話はまるっきり父ちゃん任せの有閑マダム状態。

一方、お父さんはビンの中で来る日も来る日も卵の面倒を見ている専業主夫。
“かあちゃん”を押し退け食事に出ようとするが中々外に出してはもらえない。
恐妻家と言おうか、魚の世界も厳しいな~。

そんなミジン君に一大事・・・。6月のフォトセミナー中に起こった出来事。
受講生の脇の下から垣間見た緊迫の状況を用務員・阿部がお伝えしよう。






*写真解説:マトウダイ斜め後方からライティングをして立体感を出しています。



*写真解説:主役はあくまでもマトウダイ。なのでミジンベニハゼは
アウトフォーカスにしてマトウダイの眼にピントを合わせ臨場感を出しました。



*写真解説:顔を出しているのは雌、ビンの入り口奥に透けて見えるのが雄。

その後・・・
数分間のにらみ合いの末、マトウダイの子供はスーっと去って行ったのでした。
(安堵もあり、もうちょいこの先を見たかった残念でもあり
今回の滞在中もっとも燃えて緊迫感があるひと時でした。
これだから海ははやめられないんだな~。
須江の2大キャラのミジンベニハゼとマトウダイ。
両方とも元気に育って又楽しませてね。 ちゃんちゃん!!


地蔵岩 :カエルアンコウyg・マトウダイ・ミジンベニハゼ&卵
      タツノイトコペア・オドリカクレエビ・オオモンカエルアンコウ など

ムロバエ:アオブダイ・イサキ群れ・キンギョハナダイ・カンパチなど

クダゴンベ

2011.07.01 12:18


天気: 気温:25℃ 風向:西  
ナギザキ 水温:22~17℃ 透明度:12~8m
地蔵岩  水温:21~19℃ 透明度: 7~5m

上がり始めた水温も元通り。
ナギザキの深場にいたっては17℃ と、冷たい水。
須江の海は油断なりません。

先日見つかったクダゴンベ きれいなところにちょこんと。




ナギザキ:キシマハナダイ・クダゴンベ・オルトマンワラエビ
      サクラダイ・ケラマハナダイ・イサキ群れ など

地蔵岩 :アオリイカ産卵 など

イサキの群れ

2011.06.30 16:26


天気: 気温:28℃ 水温:22~20℃ 風向:西 透明度:8~4m

青い水を求めて外洋のムロバエに。
膨らんだ想像ではめっちゃ突き抜けた透視度に、カンパチやブリがぐるぐる~
でしたが・・・残念ながら現実は青緑海。



いっぱいのイサキやキンギョハナダイが乱舞している光景を楽しめました。

ムロバエは水深6mから一気に40mまで落ち込む地形がダイナミック!
港から5分で行ける外洋です。リクエストお待ちしてます。

ムロバエ:ニザダイ群れ・イサキ群れ・キンギョハナダイ群れ・タカベ群れなど

ナギザキ:オオモンカエルアンコウ・イセエビ・イサキ群れ など

水面25℃・・・水中は?

2011.06.29 17:40


天気: 気温:28℃ 水温:25~21℃ 風向:西 透明度:4m

すでに梅雨明けしてるんじゃない?という快晴が続いてます。
湾内にはとっても青く温かい潮が流入していました。



どうです。須江では稀な?青さ

水面下5mまでは見事なブルー。
そしてその下は・・・ お馴染のスーパーグリーン 水温4℃ダウン

アオリイカ第1産卵床の卵は順々にハッチアウトが進んでいます。
透かしてみると卵の中に赤ちゃんの姿が見れますよ。

第2産卵床では産卵ショーが真っ盛り!


                        画像2点:ゲスト上森様撮影

1時間あまりの緑の世界で大きく開いた瞳孔と慣れた網膜をもって浮上すると、
水深5mからクッキリとブルーの世界が・・・
「ま、眩しい! あったかくて気持ちイイ!」
上半身は青25℃、下半身は緑21℃ で変な感じ

明日はもっと青が広がってくれてるかな~

地蔵岩 :カエルアンコウyg(黄)・ミジンベニハゼ・マトウダイ
      タツノイトコ・オドリカクレエビ・オオモンカエルアンコウ
      コケギンポ・オドリカクレエビ・アカホシカクレエビ
      アオリイカ産卵 など

アオリイカ

2011.06.28 08:21


天気: 気温:28℃ 水温:21℃ 風向:西 透明度:5m



アオリイカ産卵は、今までの産卵床では行われなくなり
水深13mの第二産卵床で始まりました。
アンカーからも近く、水深も浅いので
じっくり観察することができますよ!!

かわいいカエルアンコウやミジンベニハゼも♪
ワイドもマクロもOKの地蔵岩です!!



久々の犬飼の浜では、ネコザメ10匹ほど見ることができました。



ツバクロエイもいましたよ~☆



駆けつけてくれた石田靖さんも大満足の様子でした~♪

地蔵岩:アオリイカ産卵・カエルアンコウ・ミジンベニハゼ
     ハナガサクラゲ・タツノイトコ・コケギンポ
     オドリカクレエビ・イソギンチャクモエビ など

犬飼の浜:ネコザメ・ツバクロエイ・アカエイ
      ダテハゼ・ハナハゼ・オドリカクレエビ など

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